ご存じのとおり、先週、盲腸のため緊急入院・手術し、本日無事退院しました。

今まで「毛腸」だと思っていたのに。。(ワナワナ)

そんなバカな自分が盲腸を発症し、回復に至るまでの軌跡を
記念碑的な感覚で書き残しておきます。
かなり長くなるので読まなくても結構です笑


(火曜)
仕事は1年の中でもトップクラスに忙しい時期。
特にこの3日はまさに天王山!と、今日も深夜残業を決め込み、
打ち合わせを終えて執務室に帰ってきた夕方。

カタール出張から帰ってきた先輩のお土産がデスクの上に。
後から聞いたらピスタチオのようでしたが、レモンフレーバーの
ピーナッツってなかなかいける、と思いながら、
企業さんから上がってきた報告書の山との格闘再開。

15分後。。。 お腹に違和感。

1時間後。。。 依然としてお腹痛し。吐き気や、下している感は無いが、腹全体が痛い。。あらら。

1時間半後。。。 打ち合わせ中に、顔が真っ青、と周囲に心配される。
確かに辛いので、促されるまま夜間に開いている近くの救急病院へ。
すでに歩けるような状況ではなく、タクシーで1人移動。

倒れこむようにして緊急外来に到着。5分くらい待たされてからベッドへ。

この時点では吐き気があったせいか、レントゲン、血液検査をするものの
左のピーナッツの話が先生の印象に残ったようで、
「たぶん、ピーナッツアレルギー」とのふんわりとした診断。

要するに初見ではわからんとのこと。

点滴を打ってもらって、横になっていたら少し落ち着いてきた気がしたので、
胃薬とアレルギー止め(今となっては笑)を処方してもらい、終電に間に合うよう電車で帰宅。
これが本当に辛かった。長かった。寒かった。。。

駅に着いたら冷たい雨が降っていたので、
「これはもう、たまらん!」と思い、寮までまたタクシー。
部屋にたどり着いた瞬間、全て乱暴に脱ぎ散らかしてとにかく就寝。

夜中、痛みで何度も起きる。


(水曜)

朝になっても腹全体を覆うようなじわじわした痛みはひかず。
職場の上司に電話で「どうやらピーナッツアレルギーのようだ」と大真面目に告げ、
繁忙期の真っただ中、本当に申し訳ないが休ませてほしいとお願いし、快諾してもらう。

これは死ぬ気で治さねば!と、もらったアレルギー止め(笑)を飲みつつ、寝る、寝る寝る。
しかし痛みが一向にひかないmy腹。。

健康・体力には自信があったので(まあデング熱には罹ったけれども)
自らの免疫力の限界を初めて感じ、これはただ事ではないと戸惑う。

食欲はなかったが、同じ課の先輩達が身を案じてくれて、
おかゆ、ポカリ、みかんゼリーを大量に部屋に届けてくれる。ジーザス。

勢いづいて食べるも、腹に食べ物を入れるとすぐに膨満感を感じる。
さらに食べると腹が圧迫され苦しくなるので、ほどほどにして、また就寝。

夕方から熱が上がり、水を飲むたび変なおくびが出る。苦しい。お腹痛い。。お父さんお母さん。。

ってな感じで、断続的にしか寝られず、朝に。。



(木曜)

痛みを感じ始めてからすでに2日目の朝。

薬(笑)を飲むも、一向に回復せず、さらに痛みが増していく腹。そして腹は全体的にパンパン。

しかし、その痛みは当初は腹全体であったのに対し、この時期には右下腹部に収斂。

薬の効果が全く現れないので、さすがにまずいと思い、早朝に寮から近くの総合病院を検索。

最寄駅の近くでヒット!!が、なんとこの腹が痛いという時に、まさかの「丘の上・・・」

そして何を血迷ったか、この丘の上の病院へタクシーを使わずチャリで特攻。
まーじーでー思ったより、坂が辛かった長かった。

そして病院(伝説)へ。。(続く)